福島第一原発での新しい動き? 東電と自衛隊とアメリカしか事態を好転できない | 空気の意見 

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過去の規制緩和による捻れた競争社会に、公正な競争を導入し、不当な競争から労働者を保護しよう! 介護福祉は国営化。国が労働者管理機構をつくり、労使へのアクセスとバックアップ、フィードバックを強化し、労働者達へのセーフティーネット強化の土台をつくろう。

 日本政府あるいは政治家が何を言おうが、
最終的には自衛隊とアメリカ頼みなのが今回も証明されてきたのではないでしょうか。
 さかのぼって、まず東北関東大震災後日本人として福島第一原発の推移を見守って一喜一憂してきました。

 いまは東電説明の圧力容器での冷却と燃料棒の損壊率など聞きながら、
おそらく長期の放射線漏洩に耐えていかなければいかない。そして節電も行う。

被災地はこれから、雪と被曝と余震と津波と救助活動という前代未聞の災害状況に入ってしまう。
考えるべき事態で最悪の展開になってしまい、本当に心が痛みます。
被災地域外の食料不足と電気供給の不足と微量の放射線の到来は問題にすらならないレベルだ。


そこで東芝が設計図などを持ってポンプ使い方指導などに福島第一原発に向かうとの報道と、
アメリカが日本政府の要請を受けて専門家10人と機器を持ち寄るという話が目に入ってきました。
菅首相が東電を訪れたという報道もある。こちらはホントにただ怒っただけかもしれませんが。
そして4号機の火災は米軍が災害応援をしている。ヘリからの注水作戦も予定されている。

 とりあえず米軍は核攻撃下と原発対テロとスリーマイル事故のノウハウを持っていて、
今回の原発事故への対応でさらに原発災害のノウハウを獲得するでしょう。
といってもアメリカにも間接被害が有りうるのですから、同盟国でのレベル6災害ですから。

そのアメリカが対応をするために友達作戦と並行に原発事故の支援を行うという前述の動き。
数日後週間後には、日米の専門家と日本の原発設計者技術者達と日米の自衛隊と米軍による、
共同作戦が始まり、IAEAのチームもやってくる。
東電と保安員、枝野氏と管首相の会見に、
恐らく国際的なチームの会見が増えるようになることも考えられる、と予測。

ここで送電線を設置して福島第一原発に繋ぎECCSを復旧する作戦の持ち出し情報が来た。
後回しにされた作戦がここで実行に移される見通しだという。実行するのは国際的なチームも一緒だろうか?

つまり深刻な国際問題のひとつに段階が上がったということで、
それがある意味で事態好転の兆しではないかと、いまの記者達の質問、
あるいは東電と保安員などの説明よりは、良くなると思っています。